NHKで日曜夜に放送中の「イ・サン」を録画してあったので、時間のある今日、観ました。
韓国ドラマを観るのは初めてです。行ってるスポーツクラブに「韓流の師匠」なる方が居られて、どの韓流ドラマが良い悪いを楽しそうに語っているので、僕も観てみようかなと。
実はテレビドラマは大の苦手です。フィクションだと割り切って観れば良いのに、「こんな善人はいないよ〜」みたいなツッコミをいれてしまうんですね。性悪説を信奉しているので、主人公を絶対に好きになれない性格だったりします。
その点、海外ドラマであれば「外国人の実態は知らない」ので、あり得ない善人も、臭い演技も「ま、そういうものか」と流せるのです。
余計な話が長くなりましたが、「イ・サン」は続きを観たくなるほど良く出来ていると思いました。重厚なストーリーですね〜。
印象に残ったのは、主人公サンの「悪しき慣習が効率良く思えるのは、それが深く根づいているからだ」というセリフでした。
僕自身の周囲を見渡せば、当てはまる所が少なくないです。「悪しき慣習」だと認識しているけど「変わらないでいる心地よさ(波風を立てたくない気持ち)」を優先して、そのままにしていることって結構あるように思います。
何かを変えようとするときに、一番の障害は多分これなんですよねぇ。